数あるECサイトですが、普段使うサイトはポイントや品揃え等の問題で、同じところになったり、やはり限られきますよね。大手が結局強いということでしょう。それでは日本の国内の大手ECサイトで実際に売上を挙げているのはどんなサイトなのでしょうか?この記事では、経済産業省が発表したデータを基に、売上高上位3つのサイトをまとめてみました。
1位 Amazon
まず第一位は、予想通りといいますか。世界中で同じ結果になりそうですが、Amazonです。Amazonって、アメリカの企業なんですよね。2018年12月期の売上高は138億2,900万ドル、日本円換算だと、1兆5,350億1,900万円となっています。前年比15%増と絶賛成長中です。これ以上成長するんですね…。
2位 アスクル
対して第2位の企業、アスクルは、聞いたことがない人もいるのではないでしょうか?アスクルは、オフィス用品を法人向けに取り扱っています。いわゆるBtoBビジネスというものですね(Eコマースの世界では、法人向けビジネスモデルはBtoB、消費者向けビジネスモデルはBtoCといいます)。売上高は3,533億円(前年比6.8%増加)です。オフィス用品に特化していて、Amazonに続く売上とは…すごいことですね。
3位 ミスミ
第2位のアスクルと同様、法人取引(BtoB)を行っている企業ミスミが、EC売上高1,951億円(前年比18.3%増加)で3位という結果になっています。
ファッション・アパレルのEコマースで伸びているのは?
それでは、ファッション・アパレルECで売上が大きいのはどういった企業なのでしょうか?まず、第1位はユニクロです。売上高832億円(前年比32%増!)と勢いがありますね。UNIQLOはセールを頻繁に行い、実店舗とオンラインと連動させるなどといった戦略が大きな利益に結びついているようです。落ち目なんて情報もそこかしこにありますが、こうやって数字を見てみると全然なのですね。続いて、第2位はアダストリアの405億円(前年比16%増加)。LOWRYS FARM等のブランドを経営しています。そして、第3位はベイクルーズ395億円(前年比18%増加)と続いています。JOURNAL STANDARDやIENAといったヤングカジュアル~大人向けのブランドを持っています。
アパレル業界も、実店舗と連動した戦略を展開することで、こうしてまだまだチャンスがあるということですね。